2008年08月04日

「おせん」第10話の着物

「おせん」いよいよ最終回です。
着物見るだけでもずいぶん楽しめました。

お話の方は「食の安全」「食文化の崩壊」という
かなり重いテーマだったので、
シリアスモードで進んで行きました。
最後は「それでも一升庵はつづく」といった感じでしたね。

鰹節工場のご夫婦とカツブシ王子を和解させるときの
水色に花と植物の絵柄の着物と黒い帯のコーディネートは
さわやかでとてもかわいらしく、
そして女将らしく白い半襟できりりとしめていました。

なにげなく部屋着で白と紺の横縞の浴衣と
レースの羽織を合わせているのも
普段着でこんな風に着たいなぁ、という感じです。
帯は黒い兵児帯でリボン結びでした。

久々に登場した由紀さおりさんの紫の着物も
大人の色気があっていいなぁと思いました。
竹の柄でしょうか?
そのシーンで蒼井優ちゃんが着ていた着物は
ベースが花柄でポイントに紫色の矢羽根模様が入っていて
「親子」な感じを出したのかな?と思いました。
深読みしすぎかも。
個人的には「おせん」の中でも印象的で好きなシーンです。

なんでもケチャップ味にしてしまう、
社長の息子を畑に案内したときに着ていた
赤の縦縞にクッキリとした青い百合の花の着物は
ダーク系の帯や帯締めを合わせて
全体的にしまったコーディネートになってましたね。
こういう派手で艶っぽい着物を着るときには
見習いたい技です。

この回で蒼井優ちゃんが着た着物でいちばん好きだったのは
白い地に青い花が咲いた訪問着のコーディネートです。
清々しくて清潔感があって、とても似合ってました。
青い鳥が飛び立つ絵柄の帯は、何か意味が隠されているよう。


一番最後のエンディング出来ていた
花が咲き乱れる着物はシーンが冬だったので、
首にストールを巻いていましたね。
こういうカジュアルダウンが
ドラマ「おせん」の着物の代表のように思いました。

またスペシャルなどで放送されるといいなぁ。
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2008年08月02日

「おせん」第9話の着物

おせんのストーリーはちょっと厳しい展開に。
鰹節をめぐって9話、10話の2話連続です。
いろいろと事件があり、ハラハラします。
おせんの気持ちも揺らぐことが多いので
そのシーンごとに着物でも
おせんの気持ちを読み取れるそうです。

鰹節で人を殴ってけがをさせたところでは
青い縦縞に赤い花が咲いた着物、そして帯にも赤い花。
赤は激情を表す色、といったところでしょうか。

よっちゃんに「おせんさんらしくない」と言われたシーンの
白地に黒い鳥の柄の着物は、
出口のない問いに対する心の迷いを表しているのかな。

鰹節を作っているご夫婦を迎えておもてなしするときは
盲動にもならないのかな?という状態なので
黒い紋の付いた着物には渦巻き模様があり、
ぐるぐると出口のない感じ、といった所でしょうか。
渦巻き模様にあわせてか、帯には鯉の絵が。
放送されたときには気がつかなかったけど、
小さなかんざしは「涙」をあらわしていたようです。

ところでこの黒い着物の時は
鰹節をかくためにスソを「えいっ」とまくるのですが、
鰹節職人のおとうさんが反応したように、
けっこうエロティックな演出でした。

カツブシ王子とお墓の前で話し合うシーンでは
濃い青の着物で鳥かごの絵柄が。
帯に鳥が飛んでいるというコーディネート。
着物の中には鳥は描かれていないようで、
帯と対になっているのですね。

10回目も波乱の展開なので、
着物も心情を映したものになるのでしょう。
そこら辺も楽しみです。
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2008年08月01日

「おせん」第8話の着物

おせんの着物はどんどん、夏らしい感じに。
昔ながらの決まりに縛られることなく、
それでも季節感を大事にするコーディネートが多いと感じました。

青い地に白いぐるぐる渦巻きの柄の着物は
絽(夏用の素材)のようです。
その時は負っていたのは、単衣の黒い羽織。
金糸が織り込まれているもので居内商店のもの。

他の着物も青系が多かった印象です。
波の模様に白い花が咲いたような着物と、
ぶどうの柄のピンク色の帯を合わせてありました。
とても蒼井優ちゃんに似合う少女っぽい雰囲気ですね。

帯の結び方も「お太鼓」だけでなく
リボン結びにしてあったり、
普段着は半襟なしで、スッキリ着ていたりと
遊びつつも、雰囲気がでている着こなしが多かったと思います。

ピンク系の訪問着は季節感が少しずれているかも?と思いましたが、
素材が絽だそうで、これも夏の着物でした。
大きな百合がある帯のコーディネートが素敵でした。

黒い着物は紗という素材で、下の柄が透けて見えるが特徴。
これも涼しさを演出する文化なのだそうです。
この時は白地に赤い花の襦袢で、半襟が黒に花柄。
シックなようで実は可愛さのあるコーディネートだったわけです。

この頃になると衣装替えも
番組の見所になってきたようで、
最初の方より着替えが多くなっていた気がします。
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2008年07月31日

「おせん」第7話の着物

お話は板場のトメ吉と板長の清二のケジメ問題と
「塩麹」をつかった新メニューに関して進んで行きます。

着物は季節がたぶん初夏なのかな、と思わせる雰囲気。
冒頭の塩麹のツボを発見するシーンでは
青に流れる波の模様と黄色系の色の組み合わせで、
ポイントに赤い花がついていました。
半襟が濃い紺いろ、帯揚げが水色というところからも
夏っぽさ、涼しさを演出されたコーディネートですね。

この水の流れ系のコーディネートは
板長に塩麹の豚肉を振る舞うときに来ていた着物もそうでした。
こちらは帯も水色と白に赤い花、帯締めが水色。

普段着が赤系の派手なものが多かったのと対照的。
オフィシャルホームページでは、
杉本哲太さんの奥様が蒼井優ちゃんに
プレゼントされた着物もあったようです。

初夏らしく単衣の着物を使ったとも書いてありました。
普段着の単衣の着物は普段着にはとても便利です。
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2008年07月29日

「おせん」第6話の着物

おせんのお見合い話の回なので、当然それにあった
可愛くも華やかな着物がたくさん登場。

まず小泉孝太郎演じる千堂とのお見合いでの着物は、
薄いピンク系の地に檜垣っぽい模様が入り、
大輪の花(シャクヤクのようです)があしらわれた振袖。
帯もゴージャスで彩りが素敵です。
半襟が赤の縞というところが現代風というか、
コーディネートの妙といったところですね。
実際この振袖で居酒屋に行ったら目立つだろうなぁ。
おせんおビールの飲みっぷりが見事でした。

千堂に「女将」姿を見せる時の
黒ベースに赤いバラが描かれた着物は
大人っぽく色気のある雰囲気ですね。
勝負服だから、髪型にも気合いが入っているし
表情もキリッとしてましたね。
あまりに品がよくて、心意気もある女将ぶりだったので、
千堂氏には振られてしまいます。

そのあとみんなでハンバーグを作るんですよね。
そのとき段着として着ていたモノクロの千鳥格子の着物は
居内商店で売っているので買えるかも?
カジュアルなので、日常着としてはとってもいい感じです。


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2008年07月20日

「おせん」第5話の着物

着物をはじめ、日本の建築、食器についても
いろいろ見ることが出来るお話し。

もたいまさこが演じる丁子さんんという大工さんと
帝都ホームズという住宅業者については、
なにかモデルになった事件がありそうな感じ。
実際にある大手の建築会社の社員さんが、
「自分の会社が建てた家には住みたくない」って言ってたよ。

着物は花柄がメインでしたが、
青とオレンジの太い縦縞の着物が格好良かったですね。
裾にバラの花があしらわれていたので、
帯が黒地に黄色い大きなバラがついていたのかな。
これはpoinia-ponの着物と帯だそうです。

帝都ホームズとの勝負のシーンで相手を黙らせるような
威圧感のある紫ベースの着物と黒い帯の合わせ方。
普段の蒼井優ちゃんのかわいらしいイメージとは違いますが、
さすが女優さん、迫力満点に着こなしていました。
気持ちを強く持って望んでいる場面に合った着物でした。

ほっと一息感のあるシーンで着ていた
白地に真っ赤な菊(季節の関係で彼岸花では無いと思う)の柄の
着物はインパクトありましたね。
半襟が柄とあわせて赤っぽい色でした。
半襟の合わせ方も「おせん」の見所でしょう。

それから「きんつぎ」についても出てきましたね。
お茶をされている方以外はあまり知らないと思うけど、
破損した食器をくっつけて使う文化が日本には合ったのですね。
「きんつぎ」をした食器の方が、新品より価値があるらしいです。
ちょっと勉強にもなりました。
参考サイト金継ぎを楽しむ
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2008年07月15日

「おせん」第4話の着物

おせんちゃんのデートか?という勘違いで
かなりカワイイ着物がたくさん見られる回。

ストーリーは大泉洋さんが一升庵の2号店を提案する、
そして一升庵とは何か?という基本に触れる。
冒頭のすき焼きの話が最後で活きる。
すき焼きの鍋に使われていたのは「スッポン鍋」だが、
これは「ほぼ日刊糸井新聞」でも限定販売された
肉の焼ける土楽窯の鍋でも可能だろう。
似た鍋なら、ほぼ日でなくても買えるよ。
↓↓↓↓↓



この回で一番可愛かった着物は、
やはりよっちゃんとデートだと勘違いしたおせんが着た
大きな花模様の多色の着物に白地にバラ柄の帯を合わせ、
その上にベージュのストールを羽織ったコーデでしょう。
小さいかごバッグもGOOD。
髪に花のコサージュを飾る仕草もぐっきましたね。

さらに大泉さんとショッピングモールを見に行くときの
白ベースに黒っぽいバラの柄のきものも良かったです。
帯は黄色地で黒の花模様でコーディネート。
半襟は白黒ストライプ、襟巻きも黒ベースで
黒がポイントとなっている感じ。

かんざしや、髪飾り、バッグなどの小物の
合わせ方も参考になるものがたくさんあり、
「おせん」コーデを真似したいなら
そのへんも見ておきたいと思いました。
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2008年07月12日

「おせん」第3話の着物

おせんの「父」かもという「たこひきの竜」が登場する話。
「たこひき」というのは刺身包丁の名前です。
話の中ではこれが一流の板前の証、という印象でした。

着物は普段着っぽいものが多く登場しましたね。
色づかいは濃いめ、クッキリ目が多いのに
可愛く感じるコーディネートが多かったと思います。

羽織を素敵に着こなしている蒼井優ちゃんがたくさん見られました。
「たこひきの竜」にごちそうを届けるときの装いは
赤+緑+白の着物に、エメラルドグリーンの羽織で
どちらも桜の花の柄だそうです。
少女っぽく園地面立つな雰囲気を狙ってるようです。
羽織と帯は「暮らし家 ぼおぴいぷ」http://www.kurashiya.co.jp/
帯は「Ponia-pon」http://homepage3.nifty.com/poniapon/です。

紫系の花柄の着物に黒い羽織を合わせたり、
紫の地色と水玉のモチーフの柄の着物と
花柄のピンクの羽織をあわせたりと
この話は春先なのだろうかと思わせる着物が多いですね。
着物を見て季節を想像する楽しみを味わいました。

お店での着物=仕事着は、かなり渋めでした。
黒がベースで一見片身がわりに見える着物です。
上半身は左右の印象が違う柄行ですね。
髪型も大人っぽい感じのまとめたスタイル。

物語は結局「竜はちちではない」という結論になりますが、
着物を見ているとおせんの気持ちが反映されていて
おもしろかったです。



ラベル:おせん 着物
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2008年06月23日

「おせん」第2話の着物

この回は味噌造りのお話で、
豆を買いに行ったり、踏んでつぶしたりという作業があるところは
労働着という感じの着物が登場しました。
もんぺとか最近の若いひとは知らないでしょ?とおもいました。

季節は寒い頃ですから、着物も当然冬物ですね。
今回も居内商店さん(http://gofukuyasan.com/)の着物が
たくさん登場していますね。
豆を買いに行くときに着ていた緑のチェックのもんぺ、羽織。
味噌造りの時のサイコロ柄のきものとか…。

働くときは当然たすきがけになるんですが、
そのたすきの色もけっこうカワイイなぁと思いました。
うすいペパーミントグリーンだったり、
由紀さおりさんは青い着物に藤色のたすきだったり。

そういえば、若い仲居さん達の割烹着も
色とりどりで女の子っぽくて可愛かったとおもいます。
仲居さんのお仕着せはみんな黄色っぽいおそろいなので
こういうところで個性を出したのかもしれませんね。

蒼井優ちゃんはたすきと前掛けでしたが。
前掛けも割烹着と違ったかわいさがありました。
前掛けは帯の真ん中辺りで結ぶものなのだと知りました。
普段着での着物は当然家事もやるのでしょうが、
まだそのレベルではない自分には勉強になりました。

いつも由紀さおりさんの着物も品がありますが、
今回のお仕事着(女将としての着物)であるサンドベージュの着物も
とても品があって蒼井優ちゃんに似合ってましたね。
半襟も白できりっとして清楚で美しい姿が見られました。

ラベル:着物 おせん
posted by おせん着物 at 15:24| おせんの着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月19日

おせんのスタイリスト

おせんの着物をスタイリングしているのは
大森仔佑子さんという人のようです。
大森仔佑子さんは以前、少女雑誌の「オリーブ」で活躍された方です。
女の子チックな印象で1980年代にはやったという
「リセ・スタイル」を提案し、活躍されたようです。
大森スタイルはその頃の少女たちの心をつかみ
一世を風靡しみんな競ってまねしていたそうです。
こういうことだけだと何故きもののスタイリングをされているか不思議です。

「KIMONO姫 8はじめましてユカタ編 」という本では
蒼井優ちゃんが浴衣で表紙と巻頭を飾っています。
この本でも「おせん」のスタイリスト大森仔佑子さんが
スタイリングを担当していますね。
浴衣に半襟を合わせて夏着物スタイルになってました。
もともとスタイリストとしての感性が優れているので
和風=着物のコーディネートもかわいく、
素敵な感じに仕上げることができるんですね。

「おせん」の着物は通販で買えるものもあります。
居内商店のおせん特設ページでみると
ドラマに出てきた着物がたくさん見られます。
(居内商店 http://gofukuyasan.com/osen.html
またキモノスイッチさんの「バンビ」の浴衣は
「KIMONO姫 8はじめましてユカタ編 」にも載ってました。
(キモノスイッチ http://www.kimonoswitch.com/

「おせん」風コーディネートをはじめるなら
このあたりの着物、帯を揃えて見るとイイかも??
posted by おせん着物 at 13:01| Comment(8) | おせんの着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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